Category:日記

日記

一ヶ月も空いた。

花火についていくつか

日記

おそらく風邪がなおった。ところで、私達は、何をもってか風邪が治ったと言うのだろうか? だるさが消えたとき? 頭痛が消えたとき? ところで、私達はどうやって、あなたの頭痛が消えたことを知るだろうか? こういった疑問は、大学一年生が持ちがちで、ウィトゲンシュタインが答えがちな疑問だ。
私はこれに関して、もうあまり踏ん張っていることができなくなってしまった。というよりも、哲学の意味を精神的な病気の治療とみなすなら、私はすでに、この疑問に関しては治療済みだ。
風邪が治ったと言いたいだけだった。なんでもいいか。

花火があった。私は上野のガードレール下で、飲酒をしていた。驚くべきことに、私にも友人がいて、彼らと一緒に酒を飲むのは、かなり愉快なことだ。酒がなければ、もっと素晴らしいことは言うまでもない。人生とはかくあれかし。
次は、その飲酒場(なぜ居酒屋と言わなかったのか? 私には説明できない。このようにして、僕は狂気を飼うことができる。間違えた熟語。あなたもやってみるといい。)の話だ。

いくつか

日記

風邪を引いている。すこしだるいだけだ。それ以外に、書くべきことはほとんどない。おそらく、もっと楽しいことが現実には起っているが、それを書くだけのガッツを、現状、絞り出せない。

7月も終わろうとしている。23歳の夏というのも、このようにして過ぎていく。昨日は都内でデモが行われていたらしい。私は、具合が悪く、研究室を早退して、家で寝ていた。私の言いたいことがわかるだろうか? 全てはこのようだ。私はうまく集団に溶け込むことができない。きっと私は自分をチェックしすぎる。旧約聖書によれば、モーセが十戒を取りに行っている間、金色の仔牛の周りで踊っていた者たちがいたようだ。彼らはすべて豚のように屠殺された。神の功徳はかくあれかし。私はなんの話をしているんだ?

マジでヤバいやつについていくつか

日記

土曜日なので書く。昨日は飲み会があった。アルコールを入れると、それから十数時間、わりと使い物にならなくなるのだが、これは私が悪いのか、飲酒が悪いのか、意見が分かれるところである。
それにしても、憲法修正18条に則り、禁酒をしたのは、自由の国アメリカにおいては失策だったとみなされているが、曖昧な合意形成に基づく、ボトムアップ式の社会主義である本邦においては……。
なんでもいいか。

ところで、(このブログ)[http://teru111um.blog.fc2.com/]が病的すぎると、知人に教えてもらった。私はほとんど彼の文章が読めない。もちろん恥ずかしいからだ。僕を殴ってくれ。

間違えた若さについていくつか

日記

織姫と彦星。私達はおそらく夢を見すぎている。たった一組の恋人たちに、何をか望まん。ゆっくり寝てしまえばすぎる夜だ。数十年前の七月六日、甲府の空にはB29が飛び交い、油の火が人の皮膚を焦がした。たった少しの水だに、彼ら天上の恋人たちは、差し出すことができなかったということだよ。
個人的な倫理にまかせて言えば、死に瀕している者へ、そのような仕打ちをした恋人たちに、私のいかなる願いも、成就してもらいたくはない。織姫、あなたの手はとてもよくない。

おそらく私は中程度に性格が悪く、そしてこれからもそうだ。あなたは私を非難できる。

ところで、私の過去の悪行に対して、私はどのようなみそぎを行えるだろうか? そもそも、そのようなみそぎが許されるのだろうか? とにかく、わたしの手はとてもよくない。私は最近、このようなことをよく考えている。私は加害者の立場でものを考える。この立場においては、誰かを恨むことをしなくてよい。

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